スープを煮込むような毎日を。
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#36
自分の都合に合うか合わないかで
私の価値を決めないでくれ





あぁ、だから私はずっと辛く苦しかったのだ。

時間的な距離を置いたら、私の体調もよくなってきて、なんと薬を飲まずに眠れるまでになった。

が、一方で、言われたいろいろが何度も何度もよみがえり、やはり私もなにか悪いことをしていたのではないか、という罪悪感が心に湧く。

その都度、自分を省みては落ち込んで、なぜあんなに罵倒されたのだろう、と、何度も何度もそのシーンを追体験した。

いつか暴発してしまうのではないか、と思えるほどの怒りが自分の中にあることにも気づいた。

でも、今一つ「自分のここが悪かった。だからあんなふうな扱いを受けても仕方ない」という、私も納得できるような点が見つからず、苦しくて思い悩んだ。


たまたま、夫と私のそれぞれの予定がいい意味で違ったので
昨日から実家へ帰ってきた。

祖母と伯母と妹と、四人で女子会。
近くへきていた大衆演劇を見に行った。

そこにたまたま同じ地区の老人クラブの人達も来ていて、みんながばあちゃんを見つけるたび声をかけてくれた。
その内容は、どれもが、息子と嫁を亡くしたばあちゃんへの気遣いや励まし、元気そうで良かった、こんなとこへまた一緒に行こうや、という言葉ばかりで
私たちは隣で見ていて本当に心があたたまった。

大衆演劇もとてもおもしろくて大満足して、ばあちゃんやおばちゃんも喜んでいるし、良かったねと妹と言い合った。

ただ、それだけのことなんだけど
私は本当に満たされた一日だった。


そして、いっぱい妹に思いを聴いてもらい、私も聴き、眠って目覚めた早朝、私なりの今の答えがふと見つかっていた。


『自分の都合に合うか合わないかで
私の価値を決めないでくれ』



私の心にくすぶり続ける叫びのようなものに
言葉を与えるとしたら、きっとこうなのだ。


相手から全否定されるような言葉ばかりを浴び続けたここ半年。
見知らぬ土地に嫁いだところへ、あまりに理不尽な怒りを投げられ続けて、私は自分をかなり見失っていたのだなとやっと分かった。

おまえは良くない、おまえは良くない…という変な暗示をかけられていたような、そんな気持ちになった。
威圧も半端なかった。


体調は悪くなり、寝込む日もあった。
心に受けた傷はどれほどかと、掴みかかって問いただしたい気持ちすら…

以来、出来る限り波風たてぬよう、人に会わぬよう、いるかいないか分からないよう、こっそりこっそり暮らしていた。
玄関の扉を開けることすら、恐れとともに。


でも、もうそういうのもやめよう。
楽しくのびのびと、私らしく暮らそう。

そう暮らせる場を探してゆこうと思う。





相手に思いを馳せて話したり贈ったりできる人に私はなりたい。
あの人はきっと喜ぶだろうな、と相手の声や姿を思い描きながら共有できる人間になりたい。



おうちを建てたいと思った。
夫と私の好きをいっぱい詰めたおうち。
小さくていいから、自然が近くにたくさんあって静かなところへ、
二人の目や耳や心が、『ああ、ここなら』と思えるところへ居をかまえたい、と思った。

それが今のささやかな私の夢。

ちゃんと自分達を一番に大切にできるようなそんな安らぎが育める場を見つけたい。

自身を大切にできて初めて、人を思える力が湧くような気がします。

自身を整えていくこと。
優しい気持ちを無くさせられるような関係に感じる違和感に素直になろう。


私はわたしを見失わずにいたい。


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